特発性過眠症と共に。

特発性過眠症と共に生きる。🚢☁☁

今起きているということが当たり前じゃない件について

奇跡で物凄くすごいことなんだということを自分だけは忘れないでいようと思う。そう思った。生活をしていると、起きていることを前提として様々な出来事が起こる。それだって起きてるからこそで、私の病気にとっては起きることと起きていることは本当に奇跡なのだ。どんなに強度な病的な眠気を抱えていながらでも、起きることを選んで必死に起きてる自分を褒めてあげたい。尋常じゃない眠気と毎秒毎瞬間×365日×何十年と闘ってるわけで、それがどんなに大変でどんなにすごいことか…。自分だけは忘れないでちゃんと褒めてあげようと思う。

まず起きる、起きてることが途方もないくらいすごい大変なんだっていうそこを見てあげないと悲痛な痛みは伝わらないんじゃないかなと、色々なものを見て思った。家族や友達、恋人など近しい存在に理解してもらいたいことはまずそこなんじゃないかなって思った。私自身、そこを理解してもらえると安心する。ほっとして気持ちが楽になる部分が大きい。起きる、起きているっていう当たり前が当たり前ではないことが見た目にはわからないから当たり前に見えるんだけど、当たり前じゃないんだってことを理解してくれる存在は精神的に支えになるんじゃないかなって感じている。