特発性過眠症と共に。

特発性過眠症と共に生きる。🚢☁☁

ホットミルク~その2~

こんにちは。夏になってきましたね。なんだかホットミルクという言葉だけでも暑さを感じます。

前回のブログでは、特発性過眠症の私が経験したことを書きました。その2ということで、今回はタイトルのホットミルクが登場するのを祈りつつ…お付き合い頂けたら嬉しいです。

まず前回書いた、緊張と弛緩の"緊張"の部分についておさらいします。この病気は睡眠時間にかかわらず、日中尋常ではない眠気と隣合わせの状態になります。そのため、少しでも気を抜けば眠ってしまうことも少なくありません。夜は次の日起床したい時間にきちんと起きられるだろうかという不安から、緊張が起こります。結果、本来休息の時間であるはずの夜間睡眠を体が強張ったまま迎えることになります。そして朝になり、半強制的に体を起動させ日中の緊張状態へと向かいます。つまり精神的にも肉体的にも24時間と言っても過言ではない位、ずっと緊張しています。

そこで、"弛緩"が出てきます。どうか、一瞬、一秒でも、三秒でもいいので「ホッ」とできる時間を持ってほしいのです。これ、すっごく大事なことなんです。人間は24時間365日緊張したままでは生きていけません。必ずどこかで限界が来ます。その限界って本当に限界で、戻ってくるのに相当な時間がかかります。出来ればそこまで行く前に「ホッ」と息を抜く時間を持ってほしいのです。限界が来る直前の私は、"落ち着く"とか"安心する"とか"ほっとするなあ"という感覚から遠ざかっていました。ホッとする感覚を取り戻したのは(そうです、ここでいよいよタイトルが登場します…たどり着けました!笑)ホットミルクを飲んだときでした。

その3に続く。