特発性過眠症と共に。

特発性過眠症と共に生きる。🚢☁☁

特発性過眠症の私のその後〜異常な眠気の主な原因は甲状腺機能低下症かもしれない(私の場合)〜

過眠の症状が出るのは睡眠障害うつ病だけではなかった!

2年ぶりくらいの投稿になります。どこから書いたらいいのか、病気に関して色々重大なことがあり怒涛の変化の日々を過ごしています。今も病気と闘う日々なのは変わらないのですが、大きな変化がありました。その大きな変化というのが、私は甲状腺の病気であることが判明しました。病名は、橋本病で甲状腺機能低下症というものです。甲状腺は喉にある蝶の形をした臓器で、橋本病は自己免疫疾患と呼ばれています。自己免疫が誤作動で自分の臓器(私の場合は甲状腺)を攻撃してしまい、甲状腺がだんだん壊れていくという病気なのですが。治る病気ではないので、一生付き合っていくことになります。驚きだったのは、甲状腺機能低下症の症状の中に

異常に眠たくなる、日中居眠りをしてしまう、何をしていてもとにかく眠い

という症状があることでした。(目から飛び出るんじゃないかという程の衝撃でした)

その他にも

・頭が働かず、ぼーっとする

・むくみで瞼が腫れぼったくなる、顔がパンパンに腫れてむくむ

・異様なほどの寒がりになる、体が冷えて寒い

代謝が悪くなる、汗をかかない

・筋力の低下、動きがゆっくりになる

・思考がマイナスになる

・月経の経血量過多、月経不順

・皮膚の乾燥

・元気がない、覇気がなくなる

・髪の毛が抜ける、眉毛の両端が抜ける

・貧血

などなどほんとうに体、脳、全身の活動に影響しています

参考HP

甲状腺機能低下症・橋本病について

https://koujosen.jp/hashimoto/387

 

こちらとてもわかりやすく書かれています。

https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/hypothyroidism/

 

 

 

 

 

異常な眠気は甲状腺機能低下症が主な原因かもしれない(私の場合)

そんなわけで橋本病・甲状腺機能低下症が判明した私はチラーヂンという薬(甲状腺ホルモンを外から補う)を服薬し、経過を観る日々を過ごすことになるわけです。ここで難しいのが、自分に足りていない甲状腺ホルモンの量を薬として飲んで補うのですが。甲状腺ホルモンは多くても少なくても体に異常をきたすのです。甲状腺が健康な場合は、体が甲状腺ホルモンの量を調節していて多くなったら分泌量を減らす用頭から指令が出るし、少ないときはもっと甲状腺ホルモンを出すようにと頭から指令を出して日々調整しています。(人間の体ってほんとうにすごいです)

私は甲状腺が壊れているので、自分では必要な分の甲状腺ホルモンを生み出すことができません。そのため、少ない量から始めて血液検査をしながら適切な甲状腺ホルモンの量を探っていきます。(まずは基準値内に入ることが目標)このまま甲状腺ホルモンの値が基準値に入り、自分の甲状腺ホルモンの適正量が安定して眠気など様々な症状が改善されれば、私は特発性過眠症ではなく甲状腺機能低下症が眠気の主な原因だったとなるわけです。今はまだ18時間眠るし、そこはわからないのですが。日中襲ってくる眠気についてはそれはもう大きな変化がありました。眠気の変化については長くなるので次回のブログに書こうと思います。

 

甲状腺機能低下症からチラーヂン服用で起きた様々な変化

正直に私が体験したことを書いていきます。甲状腺機能低下症の甲状腺の壊れ具合は個人差が大きいと思うので、低下症になってすぐチラーヂンを服用できた方などはまた全然感覚が違うかと思われます。私の場合は、甲状腺機能低下症を発症してからチラーヂン服用するまでかなりの年数がありました。私の発症時期はおそらく16歳頃で、甲状腺機能低下症が判明したのが33歳なので約17年ですね…涙。なので、症状はそれなり、いえかなりひどい状態でした。甲状腺ホルモンが足りない期間がかなり長かったので、チラーヂンを服用し始めてからの変化も大きかったのだと思います。身体的には良い変化なのですが、私にはびっくりの連続でした。

 

起こった変化①徐脈の改善

まず、心臓がバクバクする…!!

心臓がめちゃくちゃバクバクするようになりました。眠ってても何もしてなくても、軽く走ったあとくらいにバクバクします。え〜!?心臓バクバクするんだけど、、このままバクバクしてたら早死しちゃうんじゃないかって本気で心配になるくらいバクバクしてました。これ大丈夫なの!?って思いながらもバクバクしてる心臓。病院の診察日は2週間後だったのですが、先生には「チラーヂンを服用して何か急な変化があったら診察日を待たずに来てね」と言われていたので大急ぎで行きました。

そしたらば、なんとこれまた衝撃が。

先生「甲状腺機能低下症の症状で、心臓が打つ回数、つまり心拍数がゆっくりになっていたから今チラーヂンを飲んで正常な心拍数に戻っているんだよ。だから、バクバク感じているけど、心臓が慣れてきたらバクバク感じなくなりますよ」ということでした。

なんと…!!私は眠り続けていただけで、体は健康だと思っていたけれど心拍数がゆっくりになっていたのか…それって危ないのでは?全然眠るだけじゃないじゃん。しっかり体に異常あったんじゃん私!!というか、こんだけ眠り続けてて、体に異常がない方がおかしいよね…心臓バクバクしてるんだけど、これほんとに慣れるのかな…そんな今まで私の心臓ゆっくりだったの…!!??

 

という衝撃と驚きと何か腑に落ちた感じと、いろんな感情が混じっていました。とにかく、検査結果ではチラーヂンは今の量で大丈夫なので少しずつ慣らしていきましょうということになりました。先生の言うように、だんだんバクバクの頻度が減っていき1ヶ月も経てばすっかり心臓はバクバクしなくなりました。心拍数が上がり、体が慣れたのでしょう。しかし、これはまだまだ甲状腺ホルモン正常値へ向けての始まりに過ぎません。

 

それから2年経ちましたが、まだ量を探り慣らしている最中なのです。だいたいこの量かなっていうところへ近づいてはいるのですが。いかんせん、甲状腺機能低下症は年数と共にだんだん悪くなるので。その都度、チラーヂンの量は増やしていく必要があるのです。微調整が出来ないのと本当のところの自分にとっての適切な量を探るのが難しいです。日常生活は、苦にならずに送れるくらい元気になりたいです(切実)。もうこれは一歩一歩です。あと、何もしてないのに走ったくらいに心臓がバクバクするのってけっこうな恐怖で。眠ってても、心臓だけバクバクするから怖いのよ。たしかに慣れてくると、バクバクしなくなるのですが。量を増やすときは、一体心臓が少なからずバクバク(バクバク、ちょっとバクバク、ちょいバクバクと私は呼んでレベル分けしています)するので、それも体的にも精神的にも翻弄されて疲れちゃうのと、怖い気持ちがあります。

 

肝心の眠気はどうなったの?は、次回のブログで書いていきますね。色々変化が激しくて、まだまだ書きたいことがたくさんあります。

 

過眠症で悩んでいる、身近な方が過眠症で苦しんでいる方がこのブログにたどり着いてくださったのかなと思います。一患者である私が考える過眠の原因は、今のところ大きく分けてこれらかなと思っています。(まだ他にもありましたら教えてください)

睡眠障害

発達障害(発達障害の特性による脳の疲労から来ている眠気)

うつ病から過眠傾向にある

・睡眠の質の低下(過緊張、自律神経、肩凝りなど体が緊張状態のまま夜間睡眠に入っている…など複数の理由が考えられる)

甲状腺機能低下症(橋本病)

 

どれかひとつではなく、複合的だったり、そもそも睡眠障害うつ病にいたる原因を取り除くことだったりあると思います。実は、うつ病だと長年治療していた方が、実は甲状腺機能低下症だったというパターンは少なくない、よくあることみたいです。私はこのパターンでした。精神科を受診して、甲状腺の病気の場合があるから一応調べますね。といったら、まさに甲状腺の数値に異常が出ていてすぐに大きな病院で精密検査してください!となったのでした。

 

甲状腺機能低下症かどうかは、主に血液検査で調べることが出来ます。内分泌内科が専門ですが、精神科、心療内科、内科でも調べてもらえる病院はあると思います。まだ調べてなくて、もしかして…と心当たりがある方はぜひ検査してみることをお勧めします。私自身、10代後半〜20代前半がほんとうにつらかったのでもっと早くわかっていたらと思わずにはいられない気持ちがあります。なかなかメジャーな病気ではなかったり、まさか過眠の症状が甲状腺の病気の可能性があるとは繋がらなかったり予想もできなかったりするので。少しでもこの記事を読んでくださった方が、過眠の原因がわかり体の体調が良くなりますよう心から願っています。

 

もうひとつ簡易的にすぐに調べる方法について書きます。甲状腺機能低下症になると甲状腺が硬くゴツゴツして腫れてきます。男性でいうと喉仏のある位置に近いです。私は女性ですが、まるで喉仏があるかのごとく腫れてもこっとしているのが目で見てわかりますし、触ってみるとよりわかりやすいです。甲状腺は正常な場合、やわらかくフニャっとしているので触ってゴツゴツすることはまずありません。病院では、エコー検査、超音波で甲状腺を調べました。

それまで私の喉の辺りが腫れて喉仏みたいになってることに対して、私は肩凝りみたい凝りがあってゴリゴリ硬いのだと思ってました…(泣)橋本病、甲状腺機能低下症について詳しく知っている方が周りにいたらもっと早く病院に行って検査をして気づけたかもしれない。症状が女性特有の冷えであったりむくみであったり、気づかずにいる人が多かったり、私のように病気発見までに長い時間がかかる人がたくさんいるみたいなのです。どうか甲状腺機能低下症とわからずに苦しんでいる方が、少しでも早く病気に気づいて服用による対処療法に繋がりますように。

 

続く。

 

 

感染症と政府への怒りと自分の生活をまもること

一年以上ぶりの更新になってしまいました。自分の体調も色々あり記録の意味を込めて。

今、日本はコロナウイルス感染症の大変な事態になっています。もともと私は週1.2日動ければ上出来という生活を療養してからずっと送っていたので、2020年の日本中が家にいる自粛を迫られたなかで今まで通り家にいる(体調悪く長時間眠っている)ことがほとんどでした。そんな中で、少ないバイト以外では外出はほぼしていなく、家族以外の友人にも1.2回会っただけの閉じこもる生活をしていました。

感染症に対する政府の対応、国会の有様、感染症と闘っているはずが金と利権とお友達に金を流すことしか考えていない政府の有様に呆れ返り怒りを抑えることが出来ません。なにをやってるんだ。政府の対応で救えた命がたくさんたくさんあったはずなのに。さらに追い打ちをかけるようにオリンピックを強行開催、入管方改正案改悪の強行採決へ、国民投票法を変える改正案、憲法改正へと今やるべき感染対策に一年以上手をつけず国民にお願いするばかりでろくな補償もせず、科学的根拠を示さずに繰り返す緊急事態宣言で仕事に大いなる打撃を何度も食らわせ人々を苦しめるばかりの政府は一体なにをやっているんでしょう。感染症抑える気がないのなら政権を譲りなさい。居座るだけ居座って国民から金を吸い付くし首を締めるがごとく苦しめるだけ苦しめるなにをやってるんだ。安倍さんも最悪だったが菅さんも最悪だ。生きてる次元、価値観があまりに違う。何かを必死で守っているようだが、守らなければ自分の身が危ういのか脅されているのか菅さんからは何かに恐怖を感じて心を殺しているように見える。何かもう、自分の心を諦めてしまったように見える。一線を超えて戻れないと思っているのなら、諦めないでほしい。今だって政府の対応で救える命があるのだから。これからの感染者を防ぐことにも政府の力が必要なんだから。頼むよ。ほんとに。お願いだから全うな感染対策と補償をしてくれ。

医療従事者の方はずっと今も患者に向き合い闘って命を救おうと尽力を尽くしてくれている。わたしたちの生活を守ってくれている。だけど医療従事者の方々だって人間だからずっとぎりぎりの状態で働き続けることには限界がある。政府がなんとかと感染抑制に動いてくれていればいいが、政府とも闘わなければならないなんてほんとに日本はなんてクソなんだ。


感染症の恐怖、政府への怒り、自分の体調の不安定、それでも自分の人生を、生活を進めていかなければならないこの状況が。まだ数年も続くのかと思うとやりきれません。どうにもこうにも生きていく方向へと自分を向けていくことだと思うのですが。頭で理解していても、感情が定まらず心は不安になります。

でも小さな幸せを感じられない自分にはなりたくないから。小さな幸せを思いっきり感じることが今出来ることなのかなと思って、家族や周りの人たちと協力しながら今日もなんとかでやっていけたらいいなと思います。やりきれないけれど。

今を生きてるだけでえらい。すごい。


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一人睡眠サドンデス

日々、調整に調整を重ねて調整しながらようやく週2日、3日外へ出て活動出来る状態で。逆に言えばいくらでも寝ていられるのでありますが。働ける時間も日数もそれは少ないので、まあ、お給料も少なく。趣味、節約ってくらいに節約を楽しもうという姿勢で生きているのですが。2020年1ヶ月がたち、疲れた…。疲れた。もう体のこともお金のことも予定のことも薬飲むのも考えることに疲れてしまいました…。薬(主に私はアレルギーの薬)飲まないと体調より悪くなるから飲んだ方が良いのだけど。もう疲れた。働くにもまず起きるのしんどいし、常に眠気はあってそこにさらに睡眠発作が来るから外に出てるときは気も張ってるし、睡眠発作来たらしばらく休める場所に移動するからそれも頭使うし。もう、疲れた。気晴らししようにも眠いし。お買い物も値段とか生活の収支を考えるともはや何も買えない有様でそれもストレスになってる…。というか病気なんだからしんどいの当たり前なんだよね、しんどくなかったら病気じゃないし。体調が悪いと思考もマイナスへ落ちる一方で今まさにその状態です。もう、つかれた。これはそんな疲れるくらい日々がんばって生きてる証拠なので、とにかく休むのが一番なのですが。そこで問題になってくるのが私は特発性過眠症だってこと…例えば18時間トイレと水分補給、軽く何か食べるの以外ひたすら何日も何日も寝続けても眠いのはなくならないんです…。私の中で「一人睡眠サドンデス」と呼んでいるのですが。水分補給したらまた布団へ…どれだけ寝続けられるかの勝負を一人、ストイックにやってるんです。誰と勝負してるんだか…。どれだけ自分は睡眠に対してストイックなんだって思って笑えるときもあるけど、病気の症状だからそりゃつらいよな。我ながらよくやっている!と褒めても体調良くはならないけど、褒めながらなんとか今を過ごしていけたらと思います。

2019年の終わりに振り返る辿って来た道

少し自分に纏わる様々なことについて、それを許せるようになってきたかもしれない

不思議なことに、人が好きになってきている。その人の持つどうしようもない部分やとってもめんどくさいところや、どこまでも自分に正直にしか生きられないところや、諦めが悪いところやメラメラと燃えている自分や上手くいかなくてもがくしかないところが、ちょっとばかり欠けているどころかもう欠け過ぎて粉々になって新しい形になっているような不器用極まりない部分をとても人間らしいな、かわいいなと思うようになってきた。それは、自分を許せるようになってきたからっていうことも影響しているかもしれない。ASDの気質から完璧主義(こうでないとだめ、これ以外あり得ない、これ以外は許さないと極端な思考で現実離れしている理想を自分に要求し叱責するのでやっかい極まりない。自分の理想への強いこだわりとも言える。)の思考に勝手になるのだけれど、最近は理想はあくまで私の頭の中で作り上げたイメージであって、頭の中だけなのでいわば妄想なのだ。現実の自分は体があって、ご飯を食べ、呼吸をし、心臓が動き、よく眠る。理想の妄想と現実の体のある自分とを分けて考えられるようになってきている。これは生活をしていく上で私にとって大きな出来事で大大大収穫です。まず自分の思考の傾向(ASD)を知れたことが大きなきっかけでした。自分は完璧な理想を勝手に頭に思い浮かべイメージしてしまうこと。その理想への強いこだわりがあって、理想に当てはまらないものはすべて許せないこと。私の場合、この2つとあともう一つ極端な白黒思考(白か黒か、0か100かで間がまったくない)がやっかいな原因でした。

過眠症とASDを持つ私のジレンマ

当たり前なんですが、私は過眠症なのでかなり長い時間眠り(夜間睡眠は12時間〜16時間)、起床が困難で遅刻も数えきれない程して生きてきましたし、日中は睡眠発作で何度も眠りに落ちます。これが現実の私です。でも頭の中でイメージする理想の完璧な私は、朝はすっきりと起きるし時間に余裕を持って行動するので遅刻もしないし、日中に急にシャットダウンするように寝てしまうこともありません。いわば妄想である理想の自分と現実の体のある自分とを分けて考えることが出来なかった(理想の自分と現実の自分が一緒になっていた)私は、頭の中ではこんなに完璧なのに、なんで私は寝てしまうんだ…というジレンマと理由がわからないのと理想とあまりにかけ離れ過ぎている自分が許せなくてたまりませんでした。他者から言われる以上に誰よりも自分を責めて許せなくて怒っていたのは自分でした。

必要なのは休息だった

やっかいなのは、理想の完璧な自分を現実の自分が実行するのは難しいとだんだん感じてきても、ASDから来るこだわりが私の場合は理想の自分に向けて発動するのでただの妄想なのに頭の中の完璧な自分に固執してしまい理想の自分を現実の自分に強要させることをやめることが出来なかったのです。さらに白黒極端な思考から、設定する理想が極端に高すぎるものかだったらやらなくていいよという0かしか考えられなかったのです。今思うとそりゃ出来ないでしょっていう無理難題を勝手に設定し、出来ない自分を責める、休みも与えず動き続けるよう強要するっていうドMかっていう謎のプレイとも呼べるようなことを私は15年くらいしてました…。(笑えない)ASDの思考の特性から体を酷使し続けた(主に休みを自分に与えなかった)ことで体調は悪化し、とんでもないところまで行きました。ある日倒れてそこから2年弱布団からほぼ出られずひたすら眠り続ける日々が始まりました。そこまできても私はまだ理想の自分にこだわることを辞められず泣きながら完璧な私にこだわっては眠る自分を責めていました。体がSOSを出してもうこれ以上動いたら死ぬってところまできていたんじゃないかなと今振り返ると思います。体が動かないし、眠れば理想の自分を妄想することも出来ないから。そうして止まらず終えなくなり、私のASDな自分、特発性過眠症の自分を知る、理解する、少しずつ受け入れていく、学びが始まりました。それにはひとりでは難しくて、今罹っている病院の先生の存在があります。私は過眠症の検査入院をして通っていた病院が遠かった為に通えなくなり、家の近所からバスで行けるわりかし近い距離の心療内科にかかることにしました。たまたま先生との相性が良かったというのもありますが、先生から言われること少しずつ取り入れて今に至ります。実は最初は反抗していて言われたことに対しても受け入れられず、まったく逆らっていましたが笑

こだわりが固執にならぬよう変化させていく

ASDの特性を理解してからは、小さなこだわりに対しても固執しすぎないように少しずつ変化をさせて行ったり、同じものを好むのが性質としてあるのでなるべく変化を入れるよう生活の中にね、そのように対処して少しずつやっています。極端な思考や完璧な理想は今もありますが、自分の頭の中の妄想と現実の自分を分けて観察できるようになったおかげで、高い完璧な理想だけではなくて、現実の自分にあったもので目標を設定し、難しかったりしんどかったら少し目標を変えて様子を見たり、などとにかく現実の自分の方に合わせて調整が出来るようになってきました。そして、完璧な理想はあっても良くて、それを手放さないでも良い。そして重要なのが、今すぐ理想に追いつかなくてもいいということ。これを知れたのは目から鱗でした。穴恐ろしや…私は完璧な理想の自分に今すぐなろうとしていたのです。理想を思い描いたらすぐにそれになれると思っていたので、何故理想の自分通りに自分は動いたりなったり出来ないんだろうと純粋に疑問に思っていました。妄想の理想通りに現実がなるなんてしかもすぐに。魔法じゃないんだからって過去の自分にツッコミを入れたいです(汗)あるとき、あっ私の理想は頭の中のことで現実じゃない!って気づいた瞬間があって、それでやっと理想は妄想で、妄想と現実を分けて考えられるようになりました。妄想を現実にするのも現実で、ひとりで見る夢は妄想だけど、自分以外の誰かと一緒に見る夢は現実だということも知りました。(今は過眠症の本を出すという夢を現実として実現出来るよう現実を重ねています)ようやく私は頭の中の理想から出てきたとも言えるかもしれないです。おかえり、私よ。

折り合いについて

過眠症との折り合いは今もついていません。折り合いがつけられる日があったり、眠るだけの日々はやっぱりしんどくて思考も落ち込みつらいですし、うおおおって発狂しそうになるけれど眠いから発狂も出来ないし、そうやって揺れながらそのときそのときを感じ生きながらなんとかやっています。なんとか生きたその先に素晴らしい景色があなたを私を待っていますよう。いや、絶対待っているのです。その瞬間を楽しみに藻掻きながら一日一日、私にある今日という日を生きれますよう。2019年、ありがとう。2020年、どうぞよろしく。お手柔らかにお願いします。笑

みなさま、よいお年をお過ごしください✨✨✨
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独自の進化を遂げたい

もし仮に私が野生の草食動物だったとしたら、過眠症で寝ちゃうわ体力的に弱いわで群れからはぐれて天敵に狙われ食べられるか、餓死するだろう。でも、そこでひょんなことから独自の進化を遂げて生き延びるなんてこともあるかもしれない。出来れば、私も独自の進化を遂げて生きたい。たぶん群れの仲間とはだいぶ違っていて、びっくりされるくらい変かもしれないけれど。もうどうせなら、かっこいいくらいに潔く変な進化でもなんでも遂げて楽しく生きていきたい。深夜にこんなことを思いました。自分を偽らず、楽しみながら行きたいですね。

記録と過去の自分も味方に

「めったにない」

しょうがないね
わたしはわたしを生きるしかないもの
わたしを生きれるのはわたしで
だれにもかわりはなく
おなじようにあなたを生きれるのはあなたでわたしにはできない
その事実がかすかな光も見える目になるといいね暗闇は目では見えないから
会えたらいいね
夢じゃなく会えたらいいね
最高だねって笑い合おうね
馬鹿みたいにいっぱい抱きしめ合おうね生きてきた証みせあおうね
あなたのひかりはあなたのひかりは
あなたを導くしんじていい光だよ
こんなにきれいな灯りはめったにないよ  

きれいだね

揺れながらきらめいてゆれてるね

きれいだね

 

 2ヶ月ぶりのブログ更新です。なんとかどうやら生きてます。夏の終わり、秋の始まりを感じる季節の移り変わりにくらくらします。少し前から始めたnoteに短いワンシーンの小説のような詩のようなものを書いていたのですが。読み返してみると、その言葉たちに救われる自分がいまして…。せっかくなのでブログにも残したいなと思い書いています。生きて変化して厳密に言うと一秒、一瞬先の自分はもう一瞬前の自分とは変わっていて。変化しながら変わりながら生きる自分が、過去の自分にも助けてもらいながら生きていることに気付きまして。もう過去の自分すら味方に出来たら最強なんじゃないかと、思うのです。また最悪になったり最強になったりそんな感じで流れ揺れながら生きてて良かったに出逢えるのを楽しみに生きれたらいいなと思います。

 

 

note.mu


自分を大切にしていいし、自分に優しくあっていい

自分を大切にしていい、自分に優しくあっていい

病気によって身体が思うように動かず、思いとは裏腹に強制的に眠気に引きずられシャットダウンしてしまうことが常で。そんな体とどうにかうまくやっていきたいと思う。やりたいことが山ほどあって、自分の身の周りを整えることもままならないのだけれど。そんなとき「なんで」「どうして」と自分の病気に対して憎悪が涌いてきたり自分の体を責めて責めて責めて…泣きながらねむるっていう、そういう日々をイヤというほど過ごしてきて。だけれど体はいつだって生かす方向へと動いて。体はいつだって生きる方へと向かっていて。それが生命というものなんだなと思う。だから体はなんにも悪くなくて、こんなに生きる方へとせっせっと動いているところを責められて…ほんとにごめんねって思う。もう自分を自分で責めるのは終わりにして、自分を大切にしていきたいし、自分に優しくありたい。

やりたいことはぜんぶ夢に加えよう

体と仲良くやっていこうとわたしは約束をした。もどかしいことも多いけれど、すこしは仲良くやれているかな。やりたいことや行きたいところやしたいことを妄想し想像し、現実に帰ってはしょうがないと諦める。私の感覚で川原の石がやりたいことだとすると、石を拾って眺めてきらきら想像しては、手放す。拾っては眺め、放す。その繰り返しをしている。拾うことは出来るからね。私は拾わずにはいられない性分みたいで、体は布団に横たえていても拾っては想像しきらきらしているなぁってそっと手放す。泣きながら手放すときもあれば、ふっと自然に手放せるときもあるし、なかなか手放せないでぎゅっと握ってしばらく持っているときもある。これは夢に加えようって、夢のポケットに入れて持ち歩く。夢にしてから不思議と夢が叶っている。どんどん私の夢は増えていく。毎日を夢と一緒に生きていくのはわるくない気がしている。

変化していくことに救われている

そんなこんなしているうちに、体を置いてけぼりにしないで一緒に歩いていたら思いもよらないことが舞い込んできたり、出来ることが増えていたり、楽しいことがあったりする。つらいときはそんなこと思えないけど、でもまた時間が過ぎれば感じ方が変わってきたり。生きている限り生命は常に変化しているから、最近その変化しているって事実に救われている。今だって少しずつ日が長くなっていて着実に春に向かっていて。もう夏至を迎えた。雲だって流れて形を変えるように社会だって世界だって私たち人間は変化してるから。うまく言えないのだけど、変化してる限り大丈夫だという気がしているのです。私は自分の理想通りにやりたいっていうこだわりが強くて。こういう自分じゃないと許さないだったり、とにかくとても頑固で…。変化を恐れるということなのかもしれないのだけど。何かしらに固執したり、ある一点に固まっていると逆にあまりよろしくないんだなっていうのを感じていて。

誰もが生きてるだけではなまる✨

流れるまま、流れに乗りながら歩いて行けたらいいな。遅々たる歩みも進んでいるから。まずは生きることをいちばんに据えて生きている。それでいいと思えている。毎晩、自分にはなまるをあげている。生きてるなんて物凄いことだ。なんてなんて凄いことなんだろう。カレンダーにはなまるを書いていて、一日生きたらはなまる。6月下旬になって、カレンダーにはたくさんはなまるがたまった。見ていると、私生きたなって思える。これはなかなか良い。誰もが生きてるだけではなまるだ✨✨✨✨✨